大人になってから歯の矯正治療を受ける人は、1989年は15%しかいませんでした。これが現在はおよそ30%で、実に2倍に増えていることがわかります。特に60歳以上の年配者が矯正治療をご希望されることも増えており、何歳になっても美容を意識するようになってきたことが伺えます。
また、大人の矯正治療が増えているもう一つの理由は、健康への意識が高まったことです。歯並びが悪いままにしておくと、虫歯や歯周病のリスクが高まり、噛み合わせが原因で顎関節症、頭痛、肩こりなどを引き起こすことも知られています。
子供の頃、矯正治療を受けようと思っていたけど何となくためらってしまった方や、経済的な理由で諦めざるを得なかった方もいらっしゃるかと思います。矯正治療は大人になってからも受けられますので、少しでも気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。